軽自動車の走行距離の寿命はどれくらい?
中古車を購入する場合、チェックすべきポイントはいくつかありますが、その中でも特に重要なのが走行距離です。一般的に、中古車の価格は走行した距離が長くなるほど安くなりますが、長く走行した車ほど寿命を迎えるまでが早くなります。では、軽自動車の場合は、どの程度の距離が寿命の目安なのでしょうか。 結論から言うと、軽自動車が寿命を迎える走行距離の目安は10万kmほどとされています。これは、10万kmほど走行すると、エンジンの作動に欠かせないタイミングベルトやイグニッションコイルといったパーツが劣化し、交換が必要になるためです。また、エンジンに不具合が生じると、他の部分にも影響が及び故障につながるため、軽自動車は10万kmほど走行したら買い換えるのが一般的です。 ただし、10万kmという数字はあくまで目安であり、メンテナンスや乗り方によっては数万kmを走っただけで寿命となるケースもあれば、10万kmを大幅に超えても問題なく走れるケースもあります。
中古の軽自動車を選ぶときには車検のことも考慮しましょう
軽自動車は、省スペースにも収まるコンパクトカーでもあり家族ひとり1台の時代には欠かすことができない存在です。お父さんは家族と利用するためのファミリーカー、お母さんは普段の買い物に使えるコンパクトサイズの軽自動車、このような配分で利用されている人も多いようです。新車でもそれほど高価なものではないけれども、お母さんが免許を取得したときやお子さんが免許取り立てのときなど中古車を選ぶケースは多いのではないでしょうか。お店に行くといろいろな車種が置いてあってどれを選ぶのが良いのか、値段が安いと何だか不安などのイメージを持つ人も多いといえます。基本的には相場を掴んだ上で販売価格が妥当なものであるのか否かを見極めることが大切なのですが、車の状態がどのようなものであるのかエンジンや足回りに問題がないのか、これの判断基準になるのが車検です。既に切れているものは、自ら検査を受ける必要がありますので足回りやエンジン系統などに対する不具合がないとは言い切れません。